金型は、量産技術の基礎となる技術であり、これまでの日本の国際競争力を支える戦略技術でした。しかし、一般的な人が「金型とは何か」を知ることは難しく、また経済のグローバル化により世界を相手に厳しい競争にさらされています。

当授業では、これから金型業界に飛び込む新入社員の皆様に、「金型とは何か」から始まり、成り立ち、金型の重要性、金型の仕組みと成形技術、金型ビジネスと世界各国の金型事情、金型業界における国際的な競争の現状等、金型の『これまで』と『これから』を伝えます。

金型業界でプロフェッショナルとして食べていくために、何を考え、何を努力するべきかを知るための、一助となれば幸いです。

• 『人に聞くことで、聞き取る能力をつけること』『測定の技術を上げる（精度）ことが、会社の成長につながること』『マーケティングは分析・調査だけではなく、お客様が何を求めているか知ること』『国が違えば商習慣や品質に対する考え方も違うこと』など、面白い話を色々伺えました
• 講習を受けて初めて知ったことが多く、驚くこともたくさんあり、講習を受けなければ損をしていたかもしれません
• 日本の金型産業の強みと弱点を知ることが出来たので、それを自分の弱点にしないように少しでも勉強していきたいです。
• 先生は自分たちに発言をさせ、興味を持たせつつ話を進めていくので、聞いていてとても関心が持てました。会社が発展を続けていくためには、外国にも目を向けないと行けないのだなあと思いました。
• 色んな企業とおつきあいのある先生だからこその裏話が大変面白く、感銘を受けました。
• 私は、職人であることを忘れずに働こうと思います。